今回の記事では、小学生の子どもへ親ができることについて書いていきます。
ちなみに、自分はまだこどもはいませんが、
仕事としてたくさんの親とかかわる中で、見えてきたものを書いています。
前回の記事では、幼児バージョンを書いたので、是非そちらも見てみてください
小学生になると、学校が始まり本格的に勉学というものが始まります。
その中で、子どもは不安もありつつ、毎日学び成長していきます。
親にはどんなサポートができるのでしょうか。
話しやすい環境を作り共有時間を作る
話しやすい環境が小学生時代からあることで、
中学生になったとき、高校生になったとき、
話してくれる内容が変わってくると思います。
小学生の中には、人の話を聞ける子どもと、聞けない子どもがいます。
離すことに苦手意識がある子もいれば、まったくない子どももいます。
そういった子に「人前で話すこと緊張しないの?」と質問すると、
「全然緊張しない。むしろ昔から得意だ。」といいます。
そういった子は、
小さいころから家族に今日あったこと、楽しかったこと、苦しかったことを共有していたりします。
Twitterで有名なこの方。
すごく素敵な家族サービスをしていますし、子どもたちは恥じることなく自分の話をします。
この家族は、家族会議を月に一回行っているようで議事録をTwitterに載せています。
これ、すごくお勧めです。何よりユーモアセンスが素敵ですよね。
友達を家に招待する
親が、わが子の友達を知ることができる貴重な機会です。
過剰にかかわるべきとは言いません。
子どもの友達に「○○君のお母さんってこんな人なんだ」と顔を知ってもらうだけでも、
全然違いますよね。
例えば、子どもが学校でいじめられているとき、担任とうまくいっていないとき。
その子は、きっと教えてくれると思います。
家に招待できる環境を作っておいてあげることが、
親のできることなのではないでしょうか。
一人旅を経験させる
自立する心を育ててあげましょう。
小学校低学年は、まだまだかわいらしいです。
だから、子どもができないといったことに対してついつい過剰に手助けしてしまうことはありませんか?
例えば自宅に一人でお留守番ができない、
外出先ではぐれたらすぐ泣いてしまう。
じゃあ一緒に行こう。どこ行っていたの!
これでは、子どもは変われないですよね。
そして、ほかの子どもに馬鹿にされて恥ずかしくて変わるケースが多い。
これは、様々なことに言えます。
このパターンは、子どもの自尊心をどんどんなくして強います。
小学生になったら、一人旅をさせてあげましょう。
何も「はじめてのおつかい」のような、ハードルの高いものでなくても、
おばあちゃんの家や親せきの家に一人で泊まりに行くでもいいです。
大人視点の“旅”ではなく、子ども視点の“旅”をさせてあげましょう。
身近な人の死を経験させる
これは、もしそういった事柄が“あれば”です。
おじいちゃんが亡くなってしまった。
今の時代は、子どもを連れて行かないという話を聞きます。
もし葬儀があるのであれば、連れて行ってあげましょう。
人の死“いのち”を考える大切な時間です。
人は死を強烈に意識した時、毎日を大切に生きるといいます。
Appleを創ったスティーブ・ジョブズも死について語っていますし、
今人気の、若手起業家 前田裕二氏も幼少期の死を意識した経験から、今の功績を残しています。
これは、必然的に作れる環境ではないですが、
もしそういた機会があるならば、
時間をともに過ごすのもいいのかもしれません。
今日の要点
①話しやすい環境を作り共有時間を作る
→家族の中に話しやすい環境を!
②友達を家に招待する
→わが子の交友関係を知る
③1人旅を経験させる
→自立心を育ててあげる
④身近な人の死を経験させる
→命をともに考える
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