皆さんこんにちは!
自粛期間を利用して、スターウォーズを一気見しているM氏です。
とんでもなく名作ですね。面白い。
さて、今回は、大学生時代にお手伝いしていた子どものキャンプについて書いていきたいと思います。
コロナ休校で、こんな方多いのではないでしょうか。
・子どもが毎日家で暴れまわっている。 ・出したものを片付けない。 ・毎日、三食ご飯を作らないといけない。
想像するだけで、世の中の母ちゃんって「すげえなぁ」って、
本気で思います。
先ほども書いた通り、私は大学生の頃子どものキャンプのお手伝いをしていました。
そのキャンプが、ほかのキャンプと違う点。
それは、子どもの自主性でした。
そのキャンプに参加する前から、
学校でのボランティアや、非行児、発達障害、幼児さん、施設など幅広い分野の子どもたちにかかわっていました。
でも、ここの子どもたちは自主性に関しては、ピカイチだったように感じました。
現に今は企業で、子どもと関わっていますが、
今でも、あの自主性には感動します。
ここで、なぜあんなに子どもたちの自主性があったのか。
当時のキャンプを思い出しつつ、書いていきたいと思います。
フリースクールに関して深く知りたい方は、この記事動くわかりやすいので、是非読んでみてください。
学生時代に不登校を実際に経験し、
その後、不登校に関するブログや、著書、メディア出演をされている方です。

では、いきましょう!!
子どもが喧嘩した時の対処
ではここからは、キャンプに参加した中で感じた、
ほかの教育現場との違う点について3つ考えていきたいと思います。
基本的に怒る人がいない
そうなんですよ。
怒る人がいない。
やはり子どもは、喧嘩もしますし、いたずらもします。
仲間はずれのようなことも起こります。
でも怒らないんです。
自分は子どもに対して、”叱ったりしない方”の大人のつもりでしたし、
実際にほかの教育現場や、ボランティア先では、
甘やかしすぎと言われていました。
そんな私が、キャンプの中では、一番注意していたんです。
これが本当に衝撃的でした。
なぜこんなにも怒らないのだろう。

子どもたちを見ているとその答えが見えてきました。
それは、
子ども自身の力で解決に導くから子どもたちは自主性が高いのだと。
もちろんすべての理由ではないとはいえ、大きな要因だと思います。
そのキャンプには、そのような”怒らない大人たち”が創り出す環境がありました。
目の前で喧嘩をしていても最低限見守る
怒らないならどうするのか。
キャンプの方々は、”見守る”ことに徹していたと思います。
子ども同士の喧嘩。
大人から見ていれば、どっちが悪いとか、
どっちもどっちとか、答えが出てきます。
その答えに導くことも、子どもを”育てる”一環だと思います。
でもぐっとこらえて、見守るんです。
大人数で集中攻撃や、武器を持ち出すなどの”命の危険”があれば、
さすがに間に入ります。
ですが、基本はぐっとこらえて見守ること。

同じ目線で遊ぶ
そして、このキャンプの方々の素敵な部分。
子どものように遊ぶことです。
これは、やろうとしてできることではないと感じました。
やはり子どもと大人の興味のあるコンテンツは変わってきます。
例えると、昔はあんなに好きだった仮面ライダー。
今は観ないですよね。(観てる方スイマセン。)
それより歌番組です。
お正月でいうとガキ使です。
ですが、キャンプでは、”大人が遊んであげている感”がないんですよ。
この”遊んであげている感”って、うまく伝わらないと思いますが(笑)
例えば、こどもが釣りに行きたいと言ったら、
ついていく大人も自分なりの達成目標を持っているというか。
子ども主軸ではありますが、みんな一緒に楽しむ環境がとても印象に残っています。
キャンプと普通の教育現場の大きな違い
子どもが主軸であること
自分なりにまとめるとこれ一択ではないかと思います。
このキャンプは、子どもたちがすべて決めていきます。
キャンプ中に行く場所も、
キャンプ中に料理するご飯も、
お風呂に入る時間も、
期間中にすることも。
子どもはみんな、いろんなことを相談して決めていきます。
釣りがしたい、ショッピングがしたい、海に行きたい、プラモを買いに行きたい、マグロ丼を作りたい。
もちろん、”予算”があるので、実現できる規模は、小さくなることもあります。
でもそのアイデアをだした子どもが、どんな経験をしたくてそのアイデアを出したのか。
大人たちがその意図をくみ取り、子どもたちが満足できるような環境を整えます。
普通の教育現場の場合
例えば、遠足。
行く場所も、時間もスケジュールも。
お土産を探す時間までもが、先生たちによってきめられています。

ちょっと待って。
そんなの学校では大人数だからしょうがないじゃないか!!
という方は多いと思います。
確かに、学校では子どもたちに行きたいところを募っても、
そもそも、いきたいところが一致するわけないし、
バラバラ行動では、先生自体の数が足りない。
ですがこちらの例を見てみましょう。
千代田区立麹町中学校長・工藤勇一さんは、
体育祭の決定権を、
全て子どもたちに、譲渡しています。
子どもたちは、体育祭の目玉である「クラス対抗リレー」を話し合いの末、なくしました。
学校自体がこんな子どもたちの自主性に信頼を置いている。
学校という環境下でも、チャレンジしている学校もあるようです。
できない理由を探すのではなく、できる理由を探せる大人になりたいものです。
これは、勇気ある”見守り”ができる大人だからこそできることだと思います。
この話、本当にいい話なので是非読んでみてください!!
子どもについて考える方向
以上の内容をふまえると子どもについて重視している方向が違うのだと思います。
キャンプの大人たちは、子どもの自主性を。
学校は、子どもの知性を。
自分の子どもに合った、環境をさがしていきましょう。

まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
では今回の記事を簡単にまとめていきましょう。
①大人が創り出す環境によって子どもの持つ能力は変わる フリースクールにかかわる方の見守る力 ②子ども同士も喧嘩の対処 ・頭ごなしに怒らない。 大人の基準で良し悪しを決めても、それがその子どもの正解になるとは限らない ・最低限のこと以外は見守る 見守る勇気も大切。ただし、命は守る。 ・子どもと同じ目線で遊ぶ 大人自身も本気で楽しむこと ③キャンプと普通の学校との違い 子どもが主軸であることが大きな違いといえる。 ただ学校教育でも、子どもの自主性を重要視しているところが増えてきている。
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