うちの子も来年から学齢期だが、
どんな教育を受けさせたらいいのか、
自分の子どもにはどんな教育が合うのかわからない。
英語に特化している学校や、
自由を主張している学校があるみたいだけどよくわからない。
でも、自分の子どもが生き生き過ごせるような教育を受けさせてあげたい。
今回は、今注目されている“教育法”についてまとめていきたいと思います。

個性に合った教育法がある
義務教育が日本にはあります。
ところで、この「義務」の本質は知っていますか?
義務教育だから学校には行かないといけないんだよ。
皆行くものなんだよ。
親はほとんどの人がこういいます。
もちろん、学校教育を否定するわけではありませんし、
メリット、デメリットはあります。
ただ、「いかないことは悪いことだ。どうにか行かせてあげよう。」という優しさが、
子どもにとって本当にしんどいものであることがあります。
現に、学校でのトラブルで自殺する子どもは後を絶ちません。
このブログでも、常々言っていますが学校は“絶対”ではないと思っています。
こんなことを言うと、行かなかったら子どもは、逆に引きこもってしまうのでは?という人もいると思います。
ここで親がいかに柔軟に考えることができるかが大事だと思っています。
1週間休んで、自然を感じさせるでもいいし、違った教育に触れさせてみるでもいいと思います。
合わなかったらもう一度同じ学校に行けるかチャレンジする。
それでも無理ならほかの学校に転校するでもいいと思います。
ここからは、子どもにとってより良い選択が少しでもできるように多種多様な教育理念を持ったキーワードを羅列していきます。
もし自分の子どもに合いそうだと感じるものがあれば、明日にでもスケジュールを組んで、体験させてあげてください。
アクティブラーニング

特徴
生徒が能動的(自分から学びを得ようとする)状態の授業を展開している。
普通の学校では、黒板に書いた文字を模写し、時折先生に指名を受け発言する。(受動的)
ではなく、子ども自身が面白いと感じながらここも調べてみよう、など前向きに取り組む姿勢を大切にしている。
詳しくはこちら
→https://find-activelearning.com/pub/active-learning
子どもの行動
チームワークや個々の発言を大事にしているため、話すことにたけている子どもが多い傾向にある。
日本の教育でも先生は間違ってもいいとは言うが、間違うことは恥ずかしいことだという認識が強い。
海外の子どもを思い浮かべてほしい。
先生が質問すると多くの子どもが手を挙げて回答する。
アクティブラーニングはアメリカが発祥だという(諸説あり)
日本でいきなり柔軟な回答を求められると最初は戸惑うだろうが、いい経験になる。
この教育を推進している学校
関西大学、芝浦工業大学、龍谷大学、港北高等学校、横浜桜陽高等学校 ほか
シュタイナー教育

特徴
哲学者ルドルフ・シュタイナーが提唱した教育法。
「からだ」「こころ」「あたま」の3つに切り分け、成長を促す。
それか1つに偏らないよう教育される。
テレビ禁止や、オーガニック野菜など独自の思想が強い。
有名どころでは、斎藤工さんが小学校までシュタイナー教育を受けており、自分はその教育によって形作られているという。
詳しくはこちら
子どもの行動
シュタイナー教育では「子どもの教育自体が芸術であるべき」だと考えられているため、
“芸術”にフォーカスした授業が多い。
また自由を重視した理念でもあるため、子どもの個性を伸ばすにはよい教育方法だといえる。
この教育を受けた有名人
斎藤工、村上虹郎 ほか
モンテッソーリ教育

特徴
モンテッソーリ教育は、医師でもあったマリア・モンテッソーリ氏が提唱した教育方法です。
「子どもには自分で成長するための力が備わっている」という考え方を持っており、
自分で成長することを重視しています。
子どもは好奇心が旺盛です。「面白そう!」と感じたことに触れる。
そこをサポートしてくれるような教育だと思っています。
大人にとっては間違っている、効率が悪いとわかっていても、子どもの自らの成長のために見守るというのは素敵ですよね。
子どもにとっても大きな自己肯定感につながるのではないでしょうか。
詳しくはこちら
子どもの行動
よくシュタイナー教育と比較される部分があるようです。
2つとも子どもにとっての自由を重要視したものだからといえます。
モンテッソーリ教育の大きな特徴は子ども自身の成長を促す(大切にする)思想ではないかとおもいます。
子どもがしたことに対して肯定し、本人が間違っていると感じたらそれは間違いであり、正解だと思えばそれは正解。
子どもは自分の判断で成長していきます。
この教育を受けた有名人
アンネ・フランク、ジェフ・ベゾス(Amazon創設者)、ラリー・ペイジ(Google 創設者)、藤井壮太 ほか
今日の要点
個性に合った教育法がある
学校について子どもと考える機会ってないですよね。
行くべきだ!行かなくてもいい!と振り切って考えてしまうのではなく、中間地点に立って子どもに合った教育を考えてみましょう。
具体的には(ほんの少しの例として)
- アクティブラーニング
- シュタイナー教育
- モンテッソーリ教育
がありました。
是非詳しく知ってみてください。
子どもの可能性を引き延ばしてあげましょう。
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