子どもはしばしば、わがままを言います。
そのわがままが通らなかったら泣いてしまう。
かんしゃくを起こす子どももいます。この記事を読んでいる方は、子どものわがままに悩まされている方ではないでしょうか。
その時々の対処法は調べればたくさんあります。ただ、一概に【わがまま】は悪いことではない。
子どもには子どもの言い分がある。それはわかっていても、叱るという対処をしてしまう。
わがままの本質について考えていきましょう。
わがままは言わせるべきです
わがままは、その子自身の感性で、「こうしたい!!」と考えてわがままを言います。
その、発言の意図を考えてみましょう。親を困らせよう。
それだけを考えてわがままを言う子どもはいないと思います。わがままは子どもの率直な欲求です。
それを表現できる環境はすごく大事だと思います。
子どもはわがままです。
親になればだれでも感じることだと思います。
子どもとかかわる仕事をしている方でも感じることだと思います。単に数日、関わるだけだとかわいいと思えるのではないでしょうか。
ただこれが毎日、ずっと一緒にいると大変です。
ですが、【わがまま→叱る→もっと泣く→あきれる】こんな状況をよく見かけます。
例えば学校に行きたくない。
この子どものわがままに対して、「学校に行きなさい!」と叱る親。
この場合なぜ行きたくないといっているのかを考えてあげることが大事です。
これは、【11歳の哲学者】として有名になった中島芭王君のお母さんの言葉です。
もともと息子は、興味を持った事に深く集中するたちで、時にはトイレや食事も忘れるほどでした。
なので、今の小学校という括りでの学びとは相性が良くないと感じていましたが、
でもそれは息子がどうしたいのか自分で考えて決める事だと考えていたので、口出しはしないと決めていました。
芭王君についてはこちらの記事がわかりやすいです↓

親に理解できない理由であってもこどもにとっては、一大事なのかもしれない。
一息おいて親子で考える時間を作りましょう。
わがままを言ってくれる状態は、その人は聞いてくれる人だと認識しているからです。
わがままを言ってくれなくなったら、心の溝ができたのかもしれません。
生意気な子ほど自分に正直
生意気をいう子は自分に正直です。
他人の正しい、悪いといった価値観を刷り込まれた子どもは、言われたことしかできません。
そして、責任を逃れるために意思決定をできない子どもに育ちます。
戦後の日本であれば、言われたことをそのまま実行する人材が重宝されていました。
大量生産の時代だったからです。しかしこれからは、自分の選択、自分の責任で生きていく時代が来ると確信しています。
そういった時代に生きやすい性格は生意気な子どもなのかもしれません。
自分に正直で裏表のない人の方が信頼を得やすいですよね。
一概に、生意気に育てろなんでも許容しろということではありませんが、マイナス要素だけではないことを頭の片隅に。
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